目黒には結構な数の整体院や接骨院、鍼灸のお店などがあります。
競争が起きているということなので利用者からすると低価格で質の高いサービスが受けやすい反面、店舗や施設側にとっては生き残りが大変だと言われてもいます。
そこで新しいお客さんを確保するため広告に力を入れている鍼灸院も少なくなく、テレビや新聞ではなくインターネット上のホームページやSNSサイトなどに表示されるバナー広告が活用されているといったケースが多くなっているのです。
ネットから攻める戦略
バナー広告は何も店舗側が地力で作る必要はありません。
広告代理店のような、宣伝目的でのバナーを専門的に作成してくれる業者が存在していますので有料で依頼を出すのが一般的になっているからです。
どのような客層を対処にしてどんなサービスを知ってほしいのかを打ち合わせして、ユーザーとなる年齢層の一般人が特に多くアクセスするであろうホームページやSNSサイトなどに完成したバナーを貼り付けるのが宣伝の第一歩になります。
またターゲット広告のような形で、顧客になりえる対象のみにピンポイントで内容を見てもらうといった手法も広く用いられています。
例えば鍼灸にまったく興味の無い10代の健康的な相手や、目黒区から遠く離れた地方在住者に宣伝をしても来店の可能性が少ないので、東京在住者で年齢的にも鍼灸を必要にしている方への宣伝を中心に行うことが大切なのです。
無作為に情報提供をするのではなく、効率的な宣伝が今の時代は求められているのだと考えておいてください。
バナー広告の効果
では実際にバナー広告を打ち出して集客効果があるのかというと、何も宣伝していない店舗と比較すると確かな効果があると言えます。
チラシなどと違い店舗や施設の近くにある住居への宣伝は難しい反面、多くの利用者になりえる一般層に店舗名やサービスの内容、初回割引などのサービスを認知してもらえるようになるからです。
頭の片隅に目黒には安くてお得な鍼灸院があると覚えておいていただけるだけで、何らかのきっかけで宣伝を見た方が目黒を訪れたとき鍼灸に来てもらえる確率は格段に上昇します。
ネット上に表示される広告は全て不愉快だと消してしまうような方が居るのも実際のところですが、バナー広告をクリックして詳細を確認する人もまた多いので十分なレベルで宣伝効果があるものと想像しておいたほうがいいでしょう。
事実目黒の鍼灸院の中にはネットを介した集客行動の結果、同業他社に比べて売り上げを伸ばしたというところが実在しています。
バナーを軽く見てはいけないということなのでしょう。